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<新開発プロジェクト>三井不動産 神宮外苑隣接地、北青山プロジェクト着工 地上25階・延床面積約6400㎡オフィス・店舗複合ビルを建設
2006.03.13 14:06
三井不動産(東京都中央区)は、特別目的会社を組成の上、清水建設(東京都港区)ならびに伊藤忠商事(東京都港区)と共同で、東京都港区北青山二丁目にて開発を推進してきた「(仮称)北青山プロジェクト」が着工した。
同プロジェクトは、神宮外苑に隣接する6392・21㎡の敷地に、地上25階・地下3階建て、延床面積4万7396・54㎡のオフィスと店舗・ショールームからなる複合ビルを建設するものだ。
建物高層部は、ガラス・石・金属を用いた特徴的なデザインを取り入れ、青山の地に新しいスカイラインを形成。低層部には、エントランスを舞台に見立てプロセニアムアーチを意匠に施すなど、街に賑わいを演出する。また、屋上緑化・壁面緑化の実現、Low‐Eガラスの採用、地域冷暖房システムの活用等、環境・省エネルギー対策に配慮した設計も、積極的に行っているという。竣工は平成20年7月末日の予定だ。
同プロジェクト竣工後は、オフィスの一部を日本オラクル(東京都千代田区)が区分所有し、同社が本社として利用することが決定している。