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東急不動産 西日本で新たに2箇所ゴルフ場を取得 1年間で6箇所取得・全国18箇所体制へ
2006.03.27 17:08
東急不動産(東京都渋谷区)は、西日本において、新たに2箇所のゴルフ場を取得した。
1箇所目は兵庫県三木市所在の『吉川(よかわ)カントリー倶楽部』で、同ゴルフ場を経営する吉川カントリー倶楽部(兵庫県三木市)の全株式を清水建設(東京都港区)から買い受ける形により経営権を取得した。2箇所目は『嘉穂(かほ)カントリー倶楽部(旧名称見上カントリークラブ庄内コース、福岡県嘉穂郡)』で、旧経営会社「見上庄内カントリー」の民事再生手続きに伴うスポンサーとして経営権を取得している。これにより東急不動産グループで経営するゴルフ場は、全国で18箇所となった。
同社では現在、収益力のあるリゾート資産の取得を積極的に進めており、ゴルフ場については2005年の1年間で4箇所を相次いで取得している。今後は、単独施設として安定した入場者数が確保出来るものや、当社リゾート施設との相乗効果や既存施設周辺に有り運営効率の向上が見込めるものについては、今後も株式取得、資産譲渡や運営受託等の様々な手法を用いながら積極的に施設の拡大を進める方針だ。
なお、「吉川カントリー倶楽部」(コース面積約132万)は、設備の充実化と会員補充のため会員権の再募集を実施。「嘉穂カントリー倶楽部」は、新しいサービスや制度の導入・コースメンテナンスの充実等、福岡県内屈指の来場者数を維持しながら、今まで以上の満足度を提供する。