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<新プロジェクト>ゼファー 平成21年のオープン目指し「横浜マリンシティ」を創出 山下町開発の最優秀提案者に決定
2006.04.03 15:34
ゼファー(東京都中央区)は、「山下町県有地等A、B2街区民間事業者公募」において、横浜の地元デベロッパー大和地所(横浜市中区)と結成したコンソーシアムで提案を行った結果、最優秀提案者として選定された。
同件公募は、関内地区の山下町県有地等を「神奈川の顔としてふさわしい拠点づくり」をコンセプトに、県立新ホールとNHK横浜新放送会館を中核として、第一種市街地再開発事業による整備を行う事業者の選定を目的としたもの。
最優秀提案となった同コンソーシアムの提案コンセプトは、横浜開港以来、政治・経済の中心として発展してきた関内地区の「山下町」という好立地に、神奈川の顔としてふさわしい拠点づくりとして「横浜マリンシティ」の創出を行うというものだ。
開発計画は、横浜開港150周年となる平成21年のオープンを予定。具体的なテナントとして、「ニューテーマホテル(温泉&SPA)」、「ニューテーマブライダル&チャペル」、SOHO(スタジオ・オフィス)」、「中華ビジネス学校&中国文化センター」、「アジア映画専門館」などを想定している。
ゼファーは現在、大型複合商業施設開発を地方展開しているが、今回の件を首都圏展開の足がかりとするという。