週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2006.04.03 15:23
■ダヴィンチ、4000億円ファンド投資完了
ダヴィンチ・アドバイザーズ(東京都中央区)は、2004年12月から運用を開始したブラインドプール型ファンド「DJREPⅢ号ファンド(通称4000億円ファンド)」の投資を、当初予定より2年前倒しして完了した。運用開始から1年3ヶ月間で、収益不動産:59物件、上場有価証券:13銘柄、非上場有価証券:7社への投資を完了および確定させている。総投資金額は、投資家によるエクイティ出資総額1000億円と、ノンリコースローン約3400億円を併せ、4400億円程度になっている。
■積水ハウス、りそな銀行とリバースモーゲージ開始
積水ハウス(大阪市北区)とりそな銀行(大阪市中央区)は、リバースモーゲージ型の新型ローンを開発し、4月末日を目処に取り扱いを開始する。新型ローンは、元本据置で毎月の利息のみを支払うことも可能であり、一方、元本の随時返済や、新たに資金需要が発生した場合の随時借入れ(当初融資額を限度)をすることができるという特徴をもっている。従来型の生活費などを生涯融資し続けるリバースモーゲージのシステムと異なり、住宅建築資金面で不安が残る人々に、新たな選択肢を提供するものだという。
■ザクテクノサービスが八丁堀に本社移転
長谷工グループとザイマックスの合弁会社でビルマネジメント全般を手掛けるザクテクノサービスは、先月27日、東京都中央区八丁堀三丁目25番7号KSKビル本館に移転した。
■エー・エム・エスが社名変更
アマノ子会社で駐車場管理を展開するエー・エム・エス(横浜市港北区)は、4月1日よりアマノマネジメントサービスに社名変更する。所在地、電話番号などに変更はない。
■三幸、ソリューション営業部などを新設
ビルメンテナンスの三幸(東京都渋谷区)は、4月1日付で組織変更を行い、スポーツ事業部およびソリューション事業本部内にソリューション営業部を新設した。また、同日付で人事異動を行い、常務執行役員北関東支店長兼業務推進部長に小柳明生氏、執行役員朝日生命ビル事業部長兼ソリューション営業部長に宮田泰夫氏、執行役員第一マネジメント事業部長兼新都心事業部長に石塚昇氏、執行役員横浜支店長兼スポーツ事業部長に松田成樹氏、執行役員ビルマネジメント事業部長に加藤善丈氏がそれぞれ就任した。
■日鉄保健サービスが発足
新日鉄都市開発子会社のエヌエス保険サービスは、大平起業と合併し、平成18年4月1日付で、「日鉄保険サービス株式会社」として発足した。本店所在地は東京都千代田区鍛冶町2-2-2神田パークプラザ8階に置く。