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アーバンコーポレイション　地元経済の発展に貢献　北海道アーバンコーポレイション設立

2006.04.17 12:01

　アーバンコーポレイション（広島市中区）は、新会社「北海道アーバンコーポレイション」を設立した。
　同社グループはこれまで東京・大阪および本社所在地広島を拠点に、関東・関西・中国・九州エリアを中心として全国で不動産開発事業などを展開してきたが、新会社設立による地方中核都市への本格進出は今回が初めて。
　近年の不動産投資市場の拡大は、東京から全国に波及を見せており、北海道においても、札幌市内など中心部の既存利回り物件は活発な取引が行われ、公示地価も一部上昇を見せている。
　一方で、景気低迷の影響による大手企業の撤退や、地元企業の規模縮小で、未稼動・低稼働不動産も見られ、不動産再生の分野では民間事業者の積極展開による街の活性化が期待されているという観測もあるようだ。
　そこで、同社は証券化手法を活用した不動産開発や、ＰＭなどの不動産総合サービス事業、また企業や事業再生のノウハウを活用して街の活性化を推進し、地元経済の発展に貢献していくという。