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京王電鉄 沿線土地オーナー向けに定借マンション提案 北野駅徒歩5分の土地で第1号物件の建築に着手

2006.04.10 11:57

 京王電鉄(東京都多摩市)は、京王線北野駅から徒歩5分の場所に、定期借地権分譲マンション「トラスティア北野」の建設に着手した。
 本物件は「トラスティア」という新規ブランド名称で、定期借地権分譲マンション事業の第1号物件となる。この事業は、同社社有地並びに沿線に遊休地を所有する土地オーナーへの有効活用策として提案していく。
 「定期借地権」(土地の借地期間を61年に設定)とすることで、一般の分譲マンションに比べゆとりのある生活空間を持った部屋を、低価格で提供することが可能になる。モデルルームは、4月1日にグランドオープンし、販売は、三井不動産販売(東京都新宿区)が行う。
 なお、物件は東京都八王子市打越町2007番1に位置し、鉄筋コンクリート造りの11階建、延床面積が3895坪。標準住戸は85㎡台で、販売予定価格は1800万円〜3600万円となっている。設計・施工は鹿島建設が行う。




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