週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
東急電鉄/ほか たまプラーザに「美しの森」出現 大手不動産7社が街づくりで協調
2006.05.01 10:20
東京急行電鉄(東京都渋谷区)、三菱地所(東京都千代田区)、三菱商事(東京都千代田区)、東急不動産(東京都渋谷区)、住友商事(東京都中央区)、大京(東京都渋谷区)、藤和不動産(東京都中央区)の7社は、東急田園都市線たまプラーザ駅近くで各社が共同で進めている自然環境や安全に配慮した街づくりについて、街の統一ブランドを「美しの森」とすることを決定した。
「美しの森」は、2006年3月に土地区画整理事業が竣工した川崎市宮前区犬蔵地区と横浜市青葉区美しが丘地区の19・6ヘクタールのエリアで、合計約1500戸のマンションを09年3月までに建設する計画。参加各社は街づくりを進めるにあたり、自然環境に配慮した住環境の確保を図るため、各社が建設するすべてのマンションで、敷地内に緑地を一定以上確保し、緑豊かな環境を提供する。また、マンションの外壁に使用する色に制限を設け、街並みに色彩的な統一感を持たせ、景観との調和を図る。
なお東急電鉄では、たまプラーザ駅周辺開発計画も同時に進めており、来年1月には一部商業施設などが開業する予定。2010年には全体開業し、地域全体を活性化していく。