週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
大成建設 事業継続計画の策定支援開始 436項目のチェックリスト等整備
2006.05.01 10:21
大成建設(東京都新宿区)は、企業の事業継続計画(BCP)の策定を支援するシステムを開発した。
BCP策定には、地震による施設の被害想定や事業継続目標に対応する施設の要求水準の設定、現状の性能と対比しての改善策などが必要で、社内スタッフだけでは策定が難しい。
大成建設では、災害発生時の事業継続に必要な432項目のチェックリストを整備。予想震度や液状化の可能性、施設の損出率、復旧日数など最小限の入力項目で容易に算出できるプログラムを開発している。
重要業務や目標復旧時間、災害時における事業継続上の施設要求水準など最小限の事項を決定することで、1〜2週間後にはBCPを策定することが可能になる。