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企業独身寮を介護付有料老人ホームに改修 非常用飲料水生成システムを装備
2006.05.01 10:10
長谷工グループの有料老人ホーム運営会社であるセンチュリーライフ(東京都港区)は、千葉県内初となる介護付有料老人ホーム「センチュリーポート西千葉」を開設する。本年6月の運営開始に向けて、65歳以上の軽度から重度までの常時介護が必要な層を対象に入居者募集を行っていく。
同施設は、築14年の企業独身寮(70室)の土地・建物を取得し、1人用居室64室と共用施設をもつ介護付有料老人ホームに改修するもの。長谷工コーポレーションが開発した、震災時などに使用する非常用飲料水生成システム「WELLUP(ウエルアップ)」を国内の有料老人ホームとしては初めて設置するなど、入居者、近隣の日常生活への安心感を向上させている。
運営面では、これまで同社が有料老人施設運営で培ったサービス理念「ジェントルサービス」を基本に、入居費用の低減を図るとともに暮らしに必要な介護サービスを提供する新ブランド「センチュリーポート」の第1号で、入居者の対象層拡大を目指していく。