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<竣工物件レポート>アーバンコーポレイション 「北アメリカ村」新形態 SOHO・店舗複合ビル 「アーバンスタイル心斎橋」が完成
2006.05.15 16:37
アーバンコーポレイション(広島市中区)が、大阪西心斎橋1丁目で進めていた商業施設・マンション複合「アーバンスタイル心斎橋」が完成し、5月8日グランドオープンした。
アーバンスタイル心斎橋は、堀江、南船場、心斎橋の中間点、アメリカ村の北側エリアに位置する。周辺は商業・住宅の空白地となっていたが、同社ではこの西心斎橋エリアをポテンシャルの高い立地として捉え、これまでの小型店舗集積型のアメリカ村とは異なるコンセプトの計画を推進してきた。
こだわったのは、ゆったり感を意識した面積配分や「北アメリカ村」という新スタイルの街にするためのテナントミックス。1、2階にカフェ、クッキングスクール、岩盤浴、ヨガなど多彩な機能を集約させた「W(ダブリュー)」およびクリニックが入居し、3階にはブライダルサロンや美容院がオープンする。
同社では今後も大阪において、心斎橋・難波エリア、また阪急梅田隣接の茶屋町エリアの2拠点を中心に開発を推進する予定であり、大阪の街の活性化に貢献していく。
なお、建物のコンセプトは「都市型次世代アパートメント」。建物全体で入居者のライフスタイルをサポート出来るテナントミックスを行い、都市機能集約のコンパクトシティを意識した。4〜13階の住宅部分は1LDKのデザインルームとして住まい・SOHOに対応できる設計としている。
建物の規模は、地上13階建、延床面積4425・67㎡。デザイン協力はカフェカンパニー、窪田建築都市研究所、施工を鹿島建設が手掛けている。