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タカラレーベン オフィスビルなどの不動産再生事業拡大

2006.06.05 15:19

 タカラレーベン(東京都新宿区)は、中期経営計画において、コア事業であるマンション分譲の安定に加え、新規事業として不動産流動化事業およびオフィスビルなどの再生事業、介護・高齢者向け事業、戸建事業などの拡大を目指す。
 不動産流動化事業への取り組みとしては、文京区本郷のテナントビルを取得し、5%の利回りをテナント入れ替えなどで稼働率を改善して、8%の利回りにバリューアップした後、ファンドへ売却した実績がある。また、中古マンションや社宅のリニューアル事業、大規模な遊休不動産および低稼働の不動産を取得して追加的な価値を与える事業などを積極化している。今後は、コア事業との相乗効果が見込める不動産再生分野の拡大と共に、幅広い分野の不動産を扱っていく方針だ。




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