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阪急電鉄 駅施設と一体になったターミナルビル 「(仮称)TX秋葉原駅開発ビル」を着工
2006.06.12 17:29
阪急電鉄(大阪市北区)は、昨年8月24日に開業した「つくばエクスプレス」の秋葉原駅へと繋がる第一出入口を含む用地において、「(仮称)TX秋葉原駅開発ビル」(千代田区神田佐久間町1丁目)を今月2日に着工した。
この建物は、「秋葉原TXゲートフラッグシップターミナル」をコンセプトに、駅施設と一体となったターミナルビルで、秋葉原駅付近土地区画整理事業6街区(仮換地)に立地する。敷地面積約1600㎡の土地に、鉄骨造(一部、鉄骨鉄筋コンクリート造)、地上18階、地下2階、延床面積約1万4700㎡の複合ビルを建設する。
キーテナントは、阪急ホテルマネジメントが新に展開する宿泊主体型ホテル「レム」(約260室)で、約6700㎡を使用。また、物販・飲食・サービス店舗の入居を予定する商業施設に約3200㎡を予定している。その他、つくばエクスプレス秋葉原駅の駅施設、一般用駐車場42台で施設を構成する予定だ。
なお、開発用地は首都圏新都市鉄道(東京都台東区)から阪急電鉄が50年の一般定期借地で借り受け、ビル建設・運営を行う。設計・工事監理ならびに施工は大成建設(東京都新宿区)が受注している。