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三菱地所 若手アーティストを支援 丸の内に音楽文化を創造 ミュージックS社と「音楽ファンド」を組成
2006.06.26 10:44
三菱地所(東京都千代田区)は、ミュージックセキュリティーズ(東京都千代田区)と共同で、丸の内で音楽ファンドを活用した若手アーティスト育成支援活動を行う。
音楽ファンドとは、1口5000円〜1万円程度の単位で資金を集めて原盤制作・製造、宣伝を行い、CDの売上げに応じて、投資家に収益を分配していくもの。気になる若手アーティストの曲を聴くだけでなく、パートナーとして応援できる仕組が注目を集めている。
新しいファンドの名称は「グッドミュージック丸の内ファンド」でレーベル名も「グッドミュージック丸の内」、一口1万円の出資単位で1000万円を集める予定だ。Jポップバンドの「TheRememberMe」、シンガーソングライターの櫻井大介、女性ボーカリストのRiSAKOをはじめ、最大8アーティストのCD制作・販売を行っていく。
なお、三菱地所は丸ビル1階の「丸キューブ」などをコンサート会場として提供し、会場費をCDの売上に応じて設定する。同社では今回の支援活動を通じて「丸の内」から新たな音楽文化を創造し、今後の丸の内における文化・芸術活動のモデルケースとしていく狙いだ。