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【新プロジェクト】三菱地所　新丸の内ビルディング内に新施設誕生　「日本創生ビレッジ」でベンチャーを支援

2006.07.03 17:30

　三菱地所（東京都千代田区）は、平成１９年４月竣工予定の新丸の内ビルディング１０階に、「日本創生ビレッジ」を開設する。
　同施設は、世界有数の企業・人材・情報が集積する丸の内に、日本発の都心型ビジネスクラブ・オフィス一体型の事業支援モデルを創造するもの。
　同社はこれまで、平成１２年にベンチャー支援組織「丸の内フロンティア」を、平成１４年にはインキュベーションビジネスクラブ「東京２１ｃクラブ」を開業するなど、丸の内再構築の一環として、新事業の育成・支援に取り組んできている。
　今回、開設することとなる「日本創生ビレッジ」は、丸ビル７階から移転・拡張する「東京２１ｃクラブ」と、事業初期段階にあるベンチャー企業を主なターゲットとした小割りのオフィスで構成。インセンティブプログラムを用意し、利用料の負担軽減を図り、東京２１ｃクラブが持つ人的ネットワークを活用し、総合的な事業支援を行うという。また、同社は、ベンチャーキャピタリスト経験者や会計士、産学連携担当教員などの参画を得て、社内にビジネスインキュベーションユニットを組織し、入居企業の支援体制を整備する。
　プログラムの対価として、会員企業の新株予約権を取得する仕組みだ。