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オリックス 日本一の超高層マンション販売開始 超高層マンション、高さ200m突破

2006.07.17 17:13

 高さ日本一の超高層タワーマンション「クロスタワー大阪ベイ」(総戸数456戸)が今年8月に竣工する。
 この計画は、オリックス・リアルエステート(東京都港区)、三井不動産(東京都中央区)、阪急不動産(大阪市北区)の3社が手掛けてきたもので、建物の高さは地上200mを超える。北に六甲山や大阪国際空港、西に大阪港やUSJ、東に大阪ドームなど、大阪を象徴するランドマークが一望できる眺望や、基本53タイプの間取りに分けられたバリエーションに富んだプランが特徴になる。
 5568・41㎡の敷地に、RC造(スーパーRCフレーム構法)、地上54階地下2階、延床面積6万6708・91㎡の建物を建設。設計を昭和設計、施工を鹿島建設が手掛けた。また、共用部のデザイン監修は世界的デザイナーであるアニエス・ベーが担当した。
 住戸面積は、53・33㎡~162・96㎡(平均専有面積89・42㎡)で、最高販売価格は1億6550万円(162・96㎡)、平均価格4125万円である。
 同一敷地内には、オリックス・リビング(東京都港区)が手掛けるシニア安心住宅「グッドタイムリビング大阪ベイ」が10月初旬にオープン。入居者は、建物内に開設される訪問介護事業所から公的介護保険を利用して、訪問介護サービスなどが受けられるほか、将来優先的な入居も可能だ。




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