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三井不動産 日本アコモデーションファンドを上場 学生寮・シニア住宅等が投資対象
2006.08.07 17:34
三井不動産(東京都中央区)は、子会社である「日本アコモデーションファンド投資法人」(東京都中央区)が8月4日、東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場したことを発表した。
平成17年10月に設立された同投資法人は、オフィスビル特化の日本ビルファンド投資法人に続き、三井不動産が組成する2番目のREIT。「アコモデーション資産」は、賃貸住宅を中心に、学生寮、サービスアパートメント、シニア住宅等を総称したものである。
現在、同グループ内においては、日本ビルファンドマネジメント(東京都中央区)がオフィスビルを投資対象とする日本ビルファンド投資法人(東京都中央区)の資産運用業務を行っている。また、子会社の三井不動産商業プロパティファンドマネジメント(東京都中央区)でも商業施設中心に投資法人の資産運用を行うべく、金融庁より許認可を受けている。
今後は、良質な「アコモデーション資産」の継続的な供給を行うとともに、利益相反取引へ配慮を十分に行いながら、物件情報やアドバイザリーサービス提供などを進める方針だ。