週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.08.14 16:44

■13年ぶりに東京23区の空室率3%を下回る
 生駒データサービスが7日発表したデータによれば、東京23区オフィスビル空室率は2・8%となり14年ぶりに3%を下回った。主要5区は2・4%になっていることから、中心部の活況が周辺地域にまで波及していることがうかがえる。また、Aクラスビルの空室率は0・6%、Sクラスビル0・1%と、前月から変化は無いが、非常にタイトな状態が続いている。

■中央毛織が中央コーポレーションに商号変更
 ゼクス連結子会社で、不動産賃貸業などを展開する中央毛織(名古屋市中区)は今年10月1日から商号を「中央コーポレーション」に変更する。同社では、現在不動産開発事業と、シニア事業を新事業として推進しており、「新創業」を意識する。また、8月24日開催予定の定時株主総会における新任取締役に、日商岩井不動産にて代表取締役副社長に選任する予定だ。

■コスト削減総合研究所がオフィス移転
 本紙連載でもお馴染みのコスト削減総合研究所は、8月14日、東京都千代田区九段北3-2-5ダヴィンチ九段ビル9階に移転し、新住所での営業を開始する。業務拡大により従前のオフィスが手狭になったことが移転理由だ。

■エリアクエスト2位株主にベルテクノ
 不動産仲介を手掛けるエリアクエスト(東京都新宿区)は、同社2位株主で住設機器の製作・販売を手掛けるベルテクノ(愛知県一宮市)が同社株式を買い増ししていることを発表した。新たな株式取得後のベルテクノの所有株式は2万5850株で、議決権の数に対する割合は11・4%だ。




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