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森トラスト 丸の内トラストタワーに「シャングリ・ラ」 日本初進出の高級ホテルと契約 グループのホテル事業を積極化
2006.09.04 16:53
森トラスト(東京都港区)は、東京駅八重洲口で開発中の「丸の内トラストタワー本館(東京都千代田区丸の内1-8)に、ラグジュアリーホテル「シャングリ・ラ」を誘致することで、「シャングリ・ラ インターナショナルホテルマネジメント」(本社・香港)と契約を締結した。同社は、アジア太平洋地域と中東に49のホテルとリゾート、総客室数2万3000室越を展開しているホテルグループ。5つ星クラスのラグジュアリーホテルとして、主にアジア太平洋地域を中心に、世界中の賓客をもてなしてきた実績のあるインターナショナルブランドである。
「シャングリ・ラ」日本初進出となる同ホテルは、「シャングリ・ラ ホテル東京」として、2008年度末に開業予定。「丸の内トラストタワー本館」のホテル部分(地上27~37階、延床面積約2万6400㎡)に入居する。
主要施設は、スタンダードルームでも約50㎡の広さを持たせた客室200室の他、400㎡のグランドボールルーム(宴会場)、ウェディングチャペル、3つのレストラン、日本初のオープンとなる、そしてシャングリ・ラのオリジナルスパ施設で、中国とヒマラヤの古くからのヒーリングセラピーを用いる「CHI(氣)」などを予定している。
なお、同社グループでは「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」や「コンラッド東京」「リーガロイヤルホテル」など積極的にホテル事業を展開している。