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アイディーユー 物販・飲食などの複合施設、中区錦にて「ロボットミュージアム」名古屋にオープン
2006.09.18 16:41
アイディーユー(大阪府大阪市)とジャイロウォーク(大阪府大阪市)は、日本初のロボットミュージアム「ロボットミュージアム in 名古屋」の施設概要を紹介する記者発表会を、9月14日、丸ビルにて行った。
10月12日にオープンが決定した「ロボットミュージアム in 名古屋」は、愛知県名古屋市中区錦に立地し、有料文化施設「ROBOTHINK」、ロボット未来デパートメント、レストラン及びジューススタンド、インテリアショップの4つのエリアからなる延床面積2601・74㎡の複合施設。昨年まで日本貿易振興会輸入車ショールームとして使われていた建物を改装したものである。ファサードデザインはデザイナーの森田泰通氏が手掛け、外壁に垂れる緑のチップは、コンピュータの基盤をモチーフにしている。
立地は市営地下鉄東山線・名城線「栄」駅より徒歩1分の、ブランドショップが林立するエリア。「ROBOTHINKの可能性」と題してゲスト講演を行った千葉工業大学の先川原正浩氏は「母親が買物している間に、子供と父親が遊びに来てくれれば」と付け加えた。
また、アイディーユー投資事業本部・小泉寛明氏は、同地について「名古屋にはロボットメーカーも多く、中部地区はロボットと親和性の高い土地」と述べた。
来客数は年間40万人、デパートメントにおける初年度売上は6億円を目指す。