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<企業動向>ディ・エグゼクティブ・センター・ジャパン 連続28ヶ月入居率92%以上 外資系企業に賃貸し最高で坪14万円超
2006.10.02 16:16
ディ・エグゼクティブ・センター・ジャパン(東京都千代田区)は、今年9月1日時点において、連続28ヶ月の間、入居率92%越を更新し続けていることを発表した。
ディ・エグゼクティブ・センターは平成6年に創立。現在、アジア太平洋地域において20箇所のサービスオフィスを運営している。ディ・エグゼクティブ・センター・ジャパンは、渋谷のセルリアンタワーと、丸の内の東京銀行協会ビルの2箇所で、主に外資系企業に向けたサービスオフィス支援機能付レンタルオフィスを運営しており、坪単価は最高で14万円を超えるものもある。
営業利益は、平成16年12月決算時には対前年度比196%、平成17年12月決算時には対前年度比255%の伸びとなった。
同社は好業績の理由を、「高級ビルとされる築浅のビルでは空室対策をする必要に迫られていないため、コストと手間のかかる小区画貸し出しを行っておらず、需要に比べて供給が少ない」からとしてる。
今後は、海外の新興企業の受け入れのみならず、日本からアジア太平洋地域へ進出する企業の支援も、センター全体で行っていく予定だ。