週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
不動産業界往来
2006.10.02 16:12
■リプラス、NISリースと滞納家賃保証サービスに関して業務提携
リプラス(東京都港区)は、NISリース(東京都新宿区)と事業用物件の賃貸借契約における滞納家賃保証サービスに関して業務提携を行うことを決定した。今回の提携によりNISリースと同社の両者にとって保証引受件数の増大、優良顧客の獲得、将来の更なる成長性の確保を目指す。事業用賃貸は住居用賃貸と与信面において異なる性質を持つ一方、賃貸住宅管理会社が管理している物件も多数存在しているため、リプラスからは主として営業面、NISリースからは主として与信面に関するノウハウを持ち寄ることとなる。
■アトリウム、内幸町平和ビルに本社移転
アトリウム(東京都豊島区)は、平成19年2月に本社を池袋の「サンシャイン60」から千代田区内幸町に移転する。人員増による規模の拡張に加え、情報の集中する都心に移転することで特に不動産に関する譲歩収集力を強化することが移転の目的だ。なお、新事務所についてはJR「新橋」駅、東京メトロ銀座線「新橋」駅、都営三田線「内幸町」駅徒歩3分に位置する内幸町平和ビル(東京都千代田区内幸町一丁目5番2)。同社子会社及び関連会社も同所に移転する予定だ。
■パーク24、リファイナンス手続きを終了
パーク24(東京都品川区)は平成13年9月28日に行ったタイムズ事業資産の流動化のローン返済期日到来にあたり、リファイナンス手続きを終了した。リファイナンスの対象となったのは、駐車場業界初の資産流動化となったタイムズ事業試案24物件。今回のリファイナンスにあたり不動産信託の受託者を住友信託銀行(大阪市中央区)に変更し、オリックス(東京都港区)がノンリコース・ローンの貸し付けを行うこととなった。
■SBIホールディングス、マカオに子会社設立
SBIホールディングス(東京都港区)は、マカオ(中国)のける子会社「SBI MACAU HOLDONGS LIMITED」を設立した。同社はSBIホールディングス100%出資による現地法人。今回設立する子会社を通じて住宅不動産事業を起点としてマカオにおける様々な事業領域に積極的に進出していく。
■東京都、27日まで23市町で捨て看板等除去を実施
東京都では都民の都市景観に関する意識の高まりを受け、道路管理者、警察や都民と共同して道路内の電柱等に放置された捨て看板、はり紙等、広告旗を集中的に除去するキャンペーンを実施する。今年で10回目を迎える今回の実施期間は10月2日~27日。12区(中央、新宿、品川、目黒、大田、世田谷、杉並、豊島、練馬、足立、葛飾、江戸川の各区)、17市町(立川、武蔵野、三鷹、府中、調布、町田、小金井、小平、日野、東村山、国分寺、国立、東大和、清瀬、多摩、稲城、瑞穂の各市町)の全29区市町が参加予定区市となっている。