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風と土地 J-STARが事業を支援 取得価格は134億円 エルカクエイの事業を一部取得
2006.10.09 10:28
風と土地(東京都新宿区)は、ジョイント・コーポレーションの連結子会社であるエルカクエイの事業の一部を取得する。エルカクエイは、不動産流動化事業、不動産分譲を中心に事業展開している企業だ。
風と大地は、今年8月17日までエルカクエイ、エルテックホームの代表取締役を務めていた溝口俊一氏が、エルカクエイグループから事業譲渡を受けるために設立された会社。同社には、セキュアード・キャピタル・ジャパンの関連会社であるJ-STAR(東京都港区)がプライベートエクイティ投資事業として出資している。
取得期日は11月1日で、エルカクエイの不動産分譲事業の一部、その他の取得価格は134億円だ。
今後、風と大地の事業運営は、溝口社長以下のマネジメントによって、自主的に運営される。J-STARは、経営戦略の実施支援、早期の事業基盤の確立、内部管理体制の構築などのバックアップ業務を担当していく。なお、風と大地は、今までにない不動産開発会社の創造を目標としている。