週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.10.09 10:21

■ＣＲＥと天幸総建がＰＭ事業で業務提携
　コマーシャル・アールイー（東京都中央区・以下ＣＲＥ）は、天幸総建（神奈川県厚木市）との間でプロパティマネジメント（ＰＭ）事業に関する業務提携を行った。天幸総建は、神奈川県周辺で物流施設を中心とするＰＭを約８００物件受託している企業。ＣＲＥは物流施設ＰＭを根幹としており、両社が提携することで、業界過去最大規模の物件数と情報を有効に活用できる体制を築く。

■中部電力グループが不動産子会社を再編
　中部電力グループでは建物関連会社の再編を行い、今月から中電不動産（名古屋市中区）を発足させた。中電不動産は、永楽開発、中電ビル、中部グリーナリの３社が合併した企業で、建物管理、不動産販売・賃貸および建物工事などを展開する。グループが保有する電気事業用建物の保全や、遊休土地などを活用した不動産開発・運用を行う。

■同興紡績が不動産コンサル会社を子会社化
　繊維事業、システム事業、不動産事業を展開する同興紡績（愛知県丹羽郡）は、不動産全般に関する調査・分析を行うコンサルティング会社グローバルコーポレーション（東京都千代田区・平成１８年３月期、売上高１３億４６００万円・経常利益３億８４００万円）の株式を取得して子会社化する。同社から役員を２名招聘して不動産事業を繊維事業にならぶ基幹事業に育てていく。

■クッシュマン、「ラ・パルレ本社ビル」を取得
　クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド投資顧問（東京都千代田区）は、渋谷区南平台町１３のラ・パルレ本社ビルを８億５０００万円で取得した。同物件は、土地３００㎡、建物１０５９・１７㎡の規模で、今年１２月２０日に引渡しを受ける予定。なお、ラ・パルレは近隣の賃貸オフィスへの移転を検討している。