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KOS/アクタス オフィス空間の環境コンサルティング 嗅覚・聴覚などに働きかけ企業イメージの浸透を促進
2006.11.20 14:26
コクヨグループのコクヨオフィスシステム(東京都千代田区・以下KOS)とアクタス(東京都新宿区)は、企業向けにオフィス空間の環境コンサルティングを11月17日より開始する。
空間環境コンサルティングは、企業のイメージ、あるいは将来なりたいイメージに沿って、その企業オリジナルのアロマを調合したり、オリジナルの音楽やサウンドを作り出すことで、視覚のみならず、嗅覚や聴覚などの五感に働きかける仕掛けを提案する。来訪者が、さまざまな感覚からその企業のイメージを感じ取ることが狙いだ。こうした取組みによって、企業イメージの浸透を目指す。
なお、KOSは主に都市部の大手法人に対して、それぞれの企業戦略の観点から、あるべきワークスタイルの実現に必要なオフィス空間の提供を行っている。一方、アクタスは、北欧を中心とした輸入家具、オリジナル家具などのインテリア製品を通じて、都市型ライフスタイル提案を行う事業を展開してきた。
今回開始するサービスは、アクタスの家具をベースに、KOSの営業力・提案力を活かし、これまでのオフィス空間には取り入れられることの少なかった要素を新たな付加価値として提案することで、新しい空間環境コンサルティングの提供を目指す。