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三菱地所 三菱商事ビル・古河ビル、丸の内八重洲ビル建替え 国土交通省の認定受ける
2006.11.27 17:42
三菱地所(東京都千代田区)は、「三菱商事ビル・古河ビル・丸の内八重洲ビル建替計画」について、11月20日、国土交通省より認定を受けた。
同事業は、丸の内と有楽町の拠点間を結ぶ結節点に位置する「三菱商事ビル」「古河ビル」「丸の内八重洲ビル」の3棟を大型街区として、昨日更新を図ることを目的とするもの。明治27年竣工の丸の内最初のオフィスビル「三菱一号館」を可能な限り、当時の設計図、実測図、保存部材などを用いて復元し、美術館として活用するほか、広場を内庭型に配置することで丸の内になかったアートやオープンカフェに囲まれた憩いの空間を創造することにより、都市再生に貢献する。
なお建て替え後は、地上35階・地下4階建て、延床面積20万5000㎡の大型ビルと地上3階・地下1階建て、延床面積6000㎡の美術館が誕生する。
総事業費は750億円、平成21年春の完成を目指す。