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晴海フロント特定目的会社 「晴海センタービル」が竣工 三菱地所が開発業務、リーシング等を担当
2006.12.04 17:31
晴海フロント特定目的会社が東京都中央区晴海2丁目のホテル浦島跡地で進めていた「晴海センタービル」が竣工した。
同ビルの敷地は4664・63㎡で、晴海アイランドトリトンスクエアの向かいに立地する。S造、地上10階塔屋1階の規模で、延床面積は2万7365・85㎡だ。1階に店舗、2階から10階は貸事務所となる。基準階の有効面積は約2140㎡(約650坪)、天井高さ2800㎡の大規模・整形の無柱空間を確保し、効率的なオフィスレイアウトが可能だ。なお、事務所部分は満室で稼働を開始する。
開発業務およびテナントリーシングを三菱地所(東京都千代田区)が受託。竣工後もアセットマネジメントを担当する。三菱地所設計(東京都新宿区)と共に設計監理を受託、PMを三菱地所プロパティマネジメント(東京都千代田区)が行う。
なお、物件の優先取得権は三菱地所がスポンサーのジャパンリアルエステート投資法人が所有しており、今後の有力な出口と見られている。