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中央コーポレーション 名古屋・伏見地区に20階建てビル建設 3棟をまとめて建替え

2006.12.11 16:49

 ゼクス(東京都港区)連結子会社の中央コーポレーション(名古屋市中区・旧中央毛織)は、12月5日開催の取締役会において、名古屋市内に保有中の賃貸ビル3物件の建替え計画を決議した。
 対象となるのは、名古屋市中区錦1丁目に立地し、同社が入居中の「三栄ビル」および隣接する「中央伏見ビル」「丸満ビル」の3棟。いずれも築年数40年を超えて老朽化しており、IT化への対応や耐震性の改善、及び競争力の向上などの課題に直面している。今回の総合再開発プランによって、3物件を1棟の大型オフィスビルに建替え、これらの課題に対処する。新ビルはS造20階建、延床面積2万3930㎡を予定しており、伏見地区において最大級のテナントビルとなる。現在、テナントとの交渉を行っているため建物の解体時期などについては未定だが、設計監理は日建設計が担当する予定だ。本事業推進によって、既存建物の耐用年数の変更に伴う臨時償却費など約7億2000万円の特別損失を計上する予定。




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