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石川島播磨重工 豊洲3-1街区の一部を三菱地所に譲渡 豊洲センタービル級のビル開発を検討
2006.12.25 15:00
石川島播磨重工(東京都江東区・以下IHI)は、江東区豊洲3-1-40の土地の一部(約2000坪)を三菱地所(東京都千代田区)及び三菱地所が組成するSPCに譲渡する。
譲渡する土地は、IHIが開発を進める豊洲地区の中央に位置する3街区の内、東京メトロ、ゆりかもめの駅に近い3-1街区。敷地の西側を走る晴海通りを挟んだ向かいには、今年10月に開業した大規模商業施設「アーバンドックららぽーと豊洲」がある譲渡価格は約310億円で、来年3月下旬に所有権持分を移転する予定だ。
今後の開発計画については未定だが、容積率は500%であり、再開発手法を用いることで、隣接する豊洲センタービル(地上37階地下2階塔屋1階)と同等かそれ以上のビル建設が可能だ。
ビルの用途については、「今後の協議の上決定する」(IHI広報担当)だが、オフィスビル開発が有力である。