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豊田通商 24時間常駐の医療スタッフが付加価値に 老朽化病院の建て替え実施後にメディカル・マンションを開発

2007.01.01 10:10

 豊田通商(名古屋市中村区)は、東京都八王子市に等価交換方式による病院と建物を一体とした構造の分譲マンションを開発し、昨年12月より事業計画を開始した。
 同社は「仁和会総合病院」を運営する財団法人仁和会(以下、仁和会)の病院建替えに伴い、同病院の費用負担を極小化するスキームとして等価交換スキームを採用し、現状と同規模の延床面積を確保しつつ新築病院として返還する。従来の建物での余剰分容積を最大消化し、老朽化病院建替えと付加価値マンション開発を両立させる、日本初の事例となる。
 具体的には、1.介護または医療分野の資格を保有する管理人が24時間常駐し、救急指定病院である仁和会スタッフとの24時間体制でのメディカルサポートを可能とする。2.入居者は住戸内端末を通じて各科診療申込みができる他、日常的に検診案内や栄養指導などのサポートを享受できる。3.共用部には介護予防運動器具を設置し、マンション内にて介護予防指導を受ける事が可能である。4.住戸内随所に緊急発報スイッチ等を配置し有事に備える等、緊急対応面での病院との連携がとれる。5.在宅療養が必要となった場合には、訪問看護や訪問診療等、仁和会が積極的に取り組んでいるサービスを有効的に利用できる。




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