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東京建物 福岡・薬院にオフィス主体の複合施設を開発 不動産証券化活用 地域活性化を図る

2007.01.01 10:11

 東京建物(東京都中央区)は、福岡市内中央区薬院においてオフィス主体の複合施設を開発すると発表した。
 同プロジェクトは、同社が先日発表した「福岡・祇園プロジェクト」と同時期に行うもの。西鉄大牟田線「薬院」駅徒歩約2分に位置する「薬院しろやま乃湯」跡地を開発し、地上14階建ての規模の建物を建設する予定だ。同プロジェクトも祇園プロジェクト同様に、不動産証券化を活用する。
 福岡のビジネスエリアは、新規の大規模オフィス供給が少ない中、オフィス需給が改善するなど、今後もオフィス賃貸マーケットは堅調に推移することが予想される。同社は両プロジェクトを通じて、大規模かつ優良なオフィスの提供により地域の活性化に貢献するとともに、オフィスビル・商業・住宅開発、AM・PMなどのマネジメント業務のノウハウを活用して、事業企画の拡大を目指していく。




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