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住友倉庫 大阪南港東地区に物流センター新設 ミズノの西日本配送センター営業倉庫などを一体的に開発

2007.01.15 17:26

 住友倉庫(大阪市西区)は、昨年10月に取得した大阪港南港東地区土地にミズノ専用の物流センターを建設し、現在同社から東大阪で引き受けている西日本配送センターを平成20年8月を目処に同所に移転し、引き続き運営を継続する。
 新配送センターは、高速道路の入口にも至近で関西国際空港や大阪市街地へのアクセスに優れ、港湾地区にも隣接、輸送モードの連携によるシームレスなグローバル物流の実現が可能だ。
 延床面積約3万7000㎡の倉庫に約7000パレット収容の自動倉庫を併設した大型の物流施設で、自動倉庫等の最新のマテハン機器や高度な情報システムが導入され、在庫管理精度など機能面が向上。また、屋上緑化を施すと共に太陽光発電システムを敷設するなど、環境負荷の低減を考慮した計画となる。
 なお、同敷地内に一般貨物等を取り扱う営業倉庫を併設する。当該倉庫は延床面積約1万7000㎡で暗証番号によるエレベータ制御の導入などセキュリティ面が充実した施設となる予定だ。




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