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富士フィルム 銀座2丁目の商業ビル「ベルビア館」に決定 三井不動産が開発・運営をマネジメント

2007.01.22 16:45

 富士フィルム(東京都港区)が進めている銀座2丁目並木通り沿いでの都市型商業ビル開発の名称が「銀座Velvia(ベルビア)館」に決定した。質感を美しく表現する同社の超高画質フィルムの名称に因んだという。33店舗の出店が決定しており、オープンは今年4月19日を予定している。
 同計画は、1413㎡の敷地に地上9階地下2階、延床面積1万3865㎡のビルを建設するもので、開発計画の立案、許認可取得、テナントリーシング、竣工後の運営管理等のマネジメント業務を三井不動産(東京都中央区)が行っている。
 並木通りに面する1階には、イタリアバールの「銀座バール・デルソーレ2Due(ドゥエ)」が入居。その他にも2フロアを使用するインテリアショップ「バルストウキョウ銀座」や世界的に有名なサー・テレンス・コンランがプロデュースするレストラン「アイコニック」、「カキモトアームズ」のヘアサロン・メンズグルーミング・ヘッドスパの複合店舗など個性的な店舗が揃う。
 なお、開発地は、昭和24年から44年まで同社が本社を構えていた土地。銀座に残された数少ない広い土地(約430坪)に展開する大型開発案件として、周辺エリアの活性化などが期待されている。




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