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三田精養軒 フロイントゥ三田ビル2社に32億円で売却 兼松グループなど入居する中規模ビル

2007.01.29 17:47

 三田精養軒(東京都港区)は、フロイントゥ三田ビル(港区三田2丁目)を不動産会社の大和地所(横浜市中区)とユニディオコーポレーション(東京都千代田区)にそれぞれ50%ずつ譲渡する。
 同ビルは、昭和51年竣工で、SRC像、地上10階地下1階、敷地面積704・64㎡、延床面積4279・90㎡の物件。現在、兼松食品、日本リカー、グローバルウェイ、ヤマトなどの他、6〜7坪に小割りされたスペースに複数のテナントが入居しており、現在10数区画を募集している模様。また、1階には食料品店のスーパーフェニックス三田店が入居している。
 連結簿価は16億5700万円で、譲渡価格は32億円で、今年3月に引渡す予定だ。なお、譲渡理由は親会社である兼松の財務体質強化を図るため。




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