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三井不動産 「(仮称)入間アウトレットパーク」計画に着手 南大沢のアウトレットパークの増床計画も同時に進行
2007.02.05 16:37
三井不動産は、1月29日、埼玉県入間市にて「(仮称)入間アウトレットパーク計画」の開発に着手することを発表した。今年3月に着工し、平成20年の竣工・開業を目指す。
入間市宮寺の計画地は、HOYA武蔵工場の跡地。国道16号線に隣接し、首都圏中央連絡自動車道の入間インターチェンジにも近接する交通至便な立地である。約8万9000㎡の敷地内に、延床面積約9万9000㎡、店舗面積約3万2000㎡、店舗部分鉄骨造2階建て、駐車場部分鉄骨造5階建てのアウトレット棟を建設する。入居店舗数は約80の予定。駐車台数は約3000台だ。
また、隣接する敷地内には、アメリカを発祥の地とし、日本でも5店舗展開されている、会員制倉庫型店舗「コストコホールセール」を誘致する。同社は全国6ヶ所でアウトレットパークを開発・運営しており、同開発が最大級の規模となる。
なお、同社は同日、平成12年に東京都八王子市に開業したアウトレットパーク「ラ・フェット多摩南大沢」の増床計画も発表している。約15億円の事業費を投入し、約4万7500㎡の敷地内の施設を、延床面積2万2540㎡から4万2540㎡へ、店舗面積を1万6460㎡から約2万960㎡へ増床。店舗数は、30〜35増加する。今年3月に着工し、冬にオープンの予定だ。