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丸井 新宿地区の店舗再編計画を発表 新宿三丁目にマルイシティーオープン
2007.02.05 16:23
丸井(東京都中野区)は、平成21年春のグランドオープンを目指し、新宿地区における店舗の再編を行うことを発表した。
再編第一弾とされるのは、今月9日、新宿三丁目イーストビル内の地下1階から地上8階にオープンするマルイシティー1(旧マルイシティ新宿)。同日、旧フィールド新宿本店も、マルイシティー2としてリニューアルオープンする。旧フィールド新宿は、ヤング新宿の地下1階に移設する。マルイシティー1の売場面積は約9400㎡、マルイシティー2の売場面積は約2700㎡。開店から1年間の売上予測はそれぞれ145億円、35億円としている。
旧マルイシティ新宿は解体工事に着手する。同店舗は昭和49年に開店。3年後には隣接する喜多ビルのB館も開店し、2館体制で営業してきたが、共同ビルへの建て替えを行い、平成21年に、現在の2館が一体化した新店舗として約2500増床して開業する。
マルイシティー1では、丸井の店舗では初となる、本格的なレストラン街を8階に設置。スイーツとダイニングを扱う新スタイルの「トゥ・ザ・ハーブズ」、女性向けにプロデュースされた「銀座アスター」、鮨店「雛鮨」などが入居する。ビル上層階のシネマコンプレックス「新宿バルト9」利用客の来店も見込んでいる。
また、新宿地区の再編スタートにあわせ、マルイシティー1、マルイシティー2、メン新宿、ヤング新宿の4館の情報提供を店舗内の端末で行う携帯電話用コンテンツ「新宿マルイスピードサーチ」の提供も開始する。