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<銀座開発ラッシュ早耳情報>ビーアンドブィ 6丁目の東京羊羹ビルなど3棟を解体 立地を活かした商業ビル建設か

2007.03.12 17:23

 全国でカラオケ館を展開するビーアンドブィ(東京都中野区)は、銀座6-9-10、11、12に所有する「東京羊羹ビル」(延約1068㎡)、「佐野屋ビル」(延約542㎡)、「房野ビル」(延約210㎡)の3棟を解体する。工事期間は今月8日から11月30日だ。
 プロジェクト名は「(仮称)銀座B計画解体工事」で、施工を地元銀座の建築会社の坪井工業(東京都中央区)が手掛ける。東京羊羹ビルに入居していたアパレルブランドのコントワー・デ・コトニエなど、各ビルの入居テナントは既に退去している模様だ。
 同社によると解体後の用途は未定ということだが、中央通りと交詢社通りの交差する角地という好立地に位置することから商業用途のビルが予想される。なお、関係者によると、同社では平成16年3月頃に東京羊羹ビルを取得し、カラオケ店舗として利用しようとしていたが、地元の反対もあり断念したという経緯があったようだ。




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