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三井不動産 ヤマハ所有のリゾート4施設取得を決定してメニュー拡大
2007.03.26 13:53
三井不動産(東京都中央区)は、ヤマハ(静岡県浜松市)から、同社グループが運営する4ヵ所のリゾート施設に係わる不動産および運営会社の発行済全株式を取得して、リゾート事業分野を拡大する。アクティブシニア層の増加や余暇充実志向の増大などを受けて、高度化・多様化する顧客ニーズに対応する考えだ。
取得する施設ならびに運営会社を基盤に、次世代型リゾート事業を展開する。取得する資産は、北海道余市郡赤井川村のスキー施設、ホテル3棟などを含む「キロロ」の他、三重県鳥羽市の「鳥羽国際ホテル」(ホテル2棟、和風旅館1棟)、三重県志摩市の「合歓の郷」(ホテル2棟、ヴィラ、ゴルフ場、温浴施設他)、沖縄県八重山郡竹富町「はいむるぶし」(ホテル、ビーチ)など、大規模で知名度も高い4物件。今月23日から2次デューデリジェンスを開始し、5月に譲渡契約を締結、7月に引渡しの予定だ。