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住友商事 湘南シークロスA-1街区で商業施設開発 8万㎡の施設内に約200店舗を誘致
2007.03.26 13:55
住友商事(東京都中央区)は、JR「辻堂」駅前周辺地区都市再生事業である湘南C-X(シークロス)の複合都市機能ゾーン(A1街区)において、商業施設の開発を行う。
湘南―Xは、神奈川県藤沢市の関東特殊製鋼工場跡地にて約25haの土地を開発するもの。A-1街区は駅北口の駅前広場に面した約6haの敷地である。当該商業施設は「湘南ライフコア〜豊かで落着いた上質な日常」をコンセプトとし、敷地面積約5万9000㎡、延床面積約20万㎡、地上4階(一部5階)地下1階、店舗面積約8万㎡、総店舗数約200店を予定しており、同社の商業開発案件としては最大規模となる。
施設は、緑を配したデッキテラス状の「湘南の丘」に、複数の大型店舗と専門店を集積した「都市型多核モール」の形態で展開される。
内部には、ファッション大型店、大型食品スーパー、その他家電やインテリアの大型店に加え、地域最大規模のシネマコンプレックスが導入される予定だ。
事業運営の推進主体として住商アーバン開発(東京都中央区)が加わり、継続的に住友商事グループが事業運営を行っていく。
平成20年度内に着工し、平成21年度内の竣工・開業を予定している。