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紙パルプ商事 銀座マロニエ通りの「三幸ビル」を建替え 

2007.04.02 17:33

 紙パルプ商事(東京都千代田区)は、中央区銀座249の銀座マロニエ通りと西五番街の交差点に立地する三幸ビルを建替える。同ビルは、地上6階地下1階、延床面積2491・28㎡の規模。自社ショールームの「ペーパーハウス紙百貨」やグループ会社などが入居していたが、既に休館および移転している。解体工事期間は今月11日から8月11日だ。
 新ビルの概要など詳細は未定だが、設計は三菱地所設計が担当する模様。周囲には三井不動産と富士フィルムが開発を推進している「銀座ベルビア館」や高級革製品ブランドのボッテガ・ヴェネタが1階〜5階までを使用する銀座マロニエビルなど複数の商業ビルが開発されているため、商業用途のビルを建設すると見られる。
 なお、同社は平成17年10月に紙商社の大倉三幸と岡本が合併して発足した。今回の建替えは、「資産の見直しと有効活用を図った結果」(広報担当)だという。




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