週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.05.07 17:29

■モルガン・スタンレー証券副会長に結城氏
　モルガン・スタンレー証券（東京都渋谷区）は、結城公平氏がマネージング・ディレクターとして復帰し、副会長に就任すると発表した。結城氏は三菱銀行を経て、１９８６年に同社へ入社し、２００３年まで投資銀行本部の資本市場部門、事業法人部門ならびに金融法人業務に従事。その後、ドイツ証券にて取締役執行役員並びにグローバル・バンキング本部長を務めていた。

■日本綜合地所が「第３子ゆとり支援制度」
　日本綜合地所（東京都港区）は、今年４月１日に従業員の第３子以降の子供について子育てに関する経済的負担を大幅に軽減する「第３子ゆとり支援制度」を導入したが、４月１９日付けで適用第１号となる子供が生れたことを発表した。なお、支援内容は出産にかかった費用について社会保険庁からの給付金を除く実費を全額会社で負担。幼稚園、小学校、中学校の入学金、授業料、修学旅行費用等の実費を全額会社負担。その他の費用に対する補助として幼稚園入園時に１０万円、小学校入学時に２０万円、中学校入学時に３０万円の入学祝い金を支給する。

■ジョイント・コーポの管理子会社が合併
　ジョイント・コーポレーション（東京都目黒区）は、グループ再編成の一環として、不動産管理業務の子会社J･COMSとビルメンテナンス業務の子会社ジョイント・メンテナンスを合併させる。存続会社はJ･COMS（東京都新宿区）で、７月１日に合併する予定。総合管理会社としてグループの不動産管理事業の強化を図る。

■パシフィックハウスをコンバージョン
　レーサムリサーチ（東京都新宿区）は、「パシフィックハウス」の売却を決定した。譲渡先は同社の特定目的会社であるRDLegendで、譲渡価格は１３０億円。同物件は渋谷区神宮前二丁目の、外苑西通り沿いに立地する。平成３年竣工、敷地面積１７９７．６８㎡、延床面積６４４０．８５㎡、地上５階地下４階建ての規模で、有名建築家の手による意匠を凝らしたデザインが特徴である。これまでスポーツ施設に賃貸していたフロアを、オフィス仕様にコンバージョンしてバリューアップを図る計画で、今年５月に工事着工し、１２月に竣工する予定だ。

■アルデプロ、日本インベスターサービス子会社化
　中古マンション再生などを手掛けるアルデプロ（東京都新宿区）は、投資初心者向けのフリーマガジンである「モテカブ」を発行する日本インベスターズサービス（東京都渋谷区）の行う第三者割当増資に出資し、子会社とすることを決議した。１万５０００株（所有割合７５％）を７５０万円で取得する。「モテカブ」をPR媒体の一つとして活用していく。

■ノエル、DIMEとのコラボレーション第２弾
　ノエル（神奈川県川崎市）は、トレンド情報雑誌である小学館「DIME」との共同プロジェクトによる戸建住宅の第２弾『エルコートタウン荏田北』（所在地：神奈川県横浜市／全３棟）の販売を開始、５月１１日～１３日の３日間オープンルームを実施する。この共同プロジェクトは、約１年前から始動。都内、郊外それぞれ３箇所の土地で、企画を進めており、３月下旬には第１弾『エルコートタウン荻窪』が完成している。