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東京都道路整備保全公社 緑化など最大200万円まで助成 環境に配慮した駐車場整備を支援
2007.05.21 14:36
東京都道路整備保全公社では、23区内の緑化など環境に配慮した駐車場整備に対して、工事費の一部を助成する仕組みを新たに開始した。
東京都内では、緑地が減少するとともに、舗装路面などの太陽熱の蓄熱がヒートアイランド現象を引き起こしているとされている。公社は、駐車場整備基金を活用して、比較的広い面積を有する駐車場において、緑化やヒートアイランド対策などの環境対策推進を計画する駐車場整備を積極的に支援していく。
助成対象となるのは、駐車場事業者などで、駐車場の敷地内に1mあたり3本以上、高さ0・5m以上の生垣(中低木)に適した樹木を植栽し、植栽にかかる経費。助成額の上限は200万円で、対象経費の2分の1以下となる。