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アサヒボンド工業会 全国から多数の優良施工業者が集結 耐震補強技術「SPAC工法」等解説
2007.05.21 14:18
ビルやマンションの建築補強施工業者団体アサヒボンド工業会(東京都板橋区)は、5月17日、第25回定期総会及び懇親会を開催した。外壁補修工事業、防水工事業、塗装工事業、耐震補強工事業、総合リフォーム工事業などを行う施工業者が約70名参加した。
総会後、鋼構造物塗変様防錆剤「アンダーフィックス」の実験結果が報告され、その後、SPAC工法研究会の岡本直副会長が「耐震補強SPAC工法」の技術的特徴を解説した。
「SPAC工法」とは、関東学院大学工学部槇谷榮次郎教授が、開発した、鉄板とアラミド繊維シートを融合させて施工する耐震補強工法。「短期間」・「低コスト」、「テナント退去不要」で既存RC柱の耐震補強工事を実現できる。同工業会は、耐震補強委員会を設置し、SPAC工法の発展に努めていく。