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東京建物/ほか 事務所・店舗・ホテルなどの複合ビル都市再生特区の都市計画提案を提出 大手町に約200mの超高層ビルを開発

2007.05.28 10:35

 東京建物(東京都中央区)と大成建設(東京都新宿区)が出資する有限会社東京プライムステージは、「みずほ銀行大手町本部ビル」、「大手町フィナンシャルセンター」の建て替え事業に関し、東京都に都市再生特別地区の都市計画提案を提出した。平成19年7月27日開催予定の東京都都市計画審議会に付議される。
 計画では、千代田区大手町1-6-6他の1万1037・84㎡の敷地に地上39階地下5階、高さ200m、延床面積20万4000㎡のビルを開発。事務所、店舗、駐車場のほか、大手町地区初の国際級ホテル機能を導入する予定だ。開発業務は東京建物が担当し、大成建設と共同で計画を推進していく。
 なお、整備方針としては、丸の内・仲通りから大手町地区への延伸を先導する緑豊な広場空間「(仮称)大手町の森」をはじめ、「(仮称)東西線・丸の内線連絡地下通路」などの地下歩行者空間ネットワークの再整備を行う。地下歩行者空間は自然光あふれる空間とし、地上・地下歩行者空間ネットワークのバリアフリー化も図る。平成21年に解体工事に着手し、平成26年に竣工する予定だ。




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