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ダイビル ワンフロア500坪クラスの物件相次ぎ供給 大阪中心部で2棟の大型ビル開発発表
2007.05.28 10:37
ダイビル(大阪市北区)は、大型ビル2棟の建築計画を発表した。
土佐堀通りとなにわ筋が交差する大阪市西区土佐堀2丁目の所有地約1260坪に、地上17階地下1階、延床面積約1万1000坪の大型オフィスビル「土佐堀ダイビル(仮称)」を計画。今年12月に着工し、平成21年9月の竣工を目指す。ワンフロア500坪余りの大型プロジェクトであり、ビルが竣工する平成21年3月開通予定の中之島線の始発駅である「中之島」駅が最寄駅になる。
もう1棟は、大阪市北区堂島浜に所有する「新ダイビル」(地上9階地下4階、延床面積2万4693坪)の建て替え計画。約2600坪の敷地に地上30階程度、延床面積2万3000坪の賃貸ビルを開発する方針だ。具体的な計画は未定だが、平成23年の着工、平成26年の竣工を目標にしている。
同社では、平成21年3月に「中之島ダイビル」(延床面積2万4000坪)の竣工も控えており、今後同時進行で大型プロジェクトを推進していくことになる。