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丸紅 中国・天津で大規模開発に着手 香港財閥と共同で事業推進 地域初の日系企業の開発

2007.06.04 17:49

 丸紅(東京都千代田区)は、中国・天津市和平区において香港財閥である新華集団と共同で分譲住宅・商業施設・オフィス・サービスアパートの複合開発を行うため、新華集団傘下の特別目的会社(SPC)の株式を30%取得することを決めた。日系企業による天津での開発は初めて。
 1万2440㎡の開発用地は天津市の中心区・和平区の中央部に所在する希少立地。第一期で分譲住宅用2棟、第二期としてオフィス、サービスアパートメントの開発を行う計画だ。第一期の分譲住宅(156戸)は2008年春頃の販売開始を予定している。
なお、住宅1万9000㎡、オフィス2万9100㎡、商業施設1万5150㎡、サービスアパートメント1万4550㎡(156ユニット)、地下駐車場など2万290㎡の、合計9万8090㎡の計画だ。
 事業期間は、第1期が07年8月に着工し、09年6月の竣工、第2期が09年7月に着工し、11年9月に竣工する予定。




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