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不動産業界往来

2007.06.04 17:39

■「ザ・ペニンシュラ」竣工
 三菱地所(東京都千代田区)が日比谷パークビルヂングの跡地で進めていた「ザ・ペニンシュラ」(千代田区有楽町1―8―1)が竣工した。ザ・ペニンシュラ東京は9月1日より営業を開始する。なお、建物の規模は地上24階地下4階、延床面積5万8600で、客室数は314となる。なお、このプロジェクトは1998年からスタートした丸の内再構築「第1ステージ」の最終プロジェクトとなる。

■穴吹工務店グループ、中国・上海市に新会社設立
 穴吹工務店グループは、中国での事業を拡大するために上海市に新会社を設立した。新会社は飲食サービス事業を展開する「上海穴吹餐飲管理有限公司」と建築物の内装工事事業を展開する「上海穴吹装飾工程有限公司」の2社で4月より本格的に事業をスタートした。

■ディックスクロキが札幌営業所を新設
 ディックスクロキ(福岡市中央区)は、札幌市中央区北5条西5―2―12住友生命札幌ビル8階に札幌営業所を開設した。北海道地区での賃貸マンションおよび商業ビルなどの開発を加速し、不動産ファンドおよび個人富裕層に向けて積極的に供給していく構えだ。

■大東建託、連結子会社2社を合併
 大東建託(東京都港区)は、連結子会社である賃貸建物の総合管理を主業務とする大東建物管理と賃貸建物空室時の賃料収入保証を主業務とする大東共済会を合併することを決めた。理由は、平成18年7月から30年一括借上による「賃貸経営受託システム」を提供しおり、大東共済会による賃料収入保証事業は、この事業により実質的に履行されるためだとしている。

■ランド、新宿支店を開設
 ランド(横浜市西区)は、6月15日、不動産案件の情報収集機能を強化するため東京都新宿区西新宿3―2―11新宿三井ビルディング二号館10階に新宿支店を開設する。新宿支店長には、稲垣佳明不動産開発部担当部長が就任する。

■シニア向け住宅の開発型不動産流動化にノンリコース
 東京スター銀行(東京都港区)は、ゼクス(東京都千代田区)が新たに建設している「チャーミング・スクウェア豊洲(来春開業予定)」の開発型不動産流動化案件に対して、日本政策投資銀行および日本政策投資銀行と野村ホールディングスが平成18年12月に設立した都市再生プライベートファンドと連携し、融資を実行した。同行では、シニア/ヘルスケアビジネスを重点分野と位置付け、専門チームを設置し、介護事業者向けシンジケートローン、有料老人ホーム向けファンドへのノンリコースファイナンスなどにおいて、実績を上げている。




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