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プリンス電機 「省ライン」蛍光ランプ「横浜エコ+テック」マークに認定 横浜市中央卸売市場本場でも採用
2007.06.04 17:42
プリンス電機(横浜市鶴見区)の「省ライン」蛍光ランプ照明器具リニューアルシステムが、「横浜エコ+テック(横浜エコタステック)」の初のマーク商品に認定された。
「横浜エコ+テック」は、横浜市が推進する企業提案型SBIR。市内企業から新商品の提案を募集し、審査を経て認定の上で試行的活用を進める。認定商品は、名称やマークを活用しての市場開拓を行う。
同社の照明器具リニューアルシステムが評価されたのは以下の点だ。
同システムでは既設の照明器具の本体などを再利用するため、廃棄物削減につながる。また、「省ライン」蛍光ランプは高周波点灯専用蛍光ランプであり、専用電子安定器との組み合わせが消費電力の上で省エネに貢献する。加えて「省ライン」蛍光ランプは、一般蛍光ランプと比べ半分の管径(15・5mm)であり、質量も半分以下であるため、交換メンテナンスにおいても省資源・廃棄量の削減に貢献する。
横浜市は「横浜エコ+テック」マーク商品を随意契約で購入し、行政現場で活用する仕組みとなっており、第一例として、横浜市中央卸売市場本場の管理棟事務室において同社の照明器具リニューアルが実施された。