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三菱地所 新宿1丁目にサービスアパートメント シンガポールのアスコット社と共同開発

2007.06.25 17:15

 三菱地所(東京都千代田区)は、シンガポール法人のアスコット社と共同で、新宿区新宿1丁目にサービスアパートメント「(仮称)シタディーン新宿」の新築工事に着手した。シタディーンはフランス語で「都市生活者」を意味し、アスコット社がヨーロッパで展開するブランド。現在40以上の物件が稼働している。
 901・25㎡の敷地に地上12階地下1階、延床面積6387・98㎡、160室の建物を開発。スタジオタイプを中心に25〜31㎡という通常のホテルに比べてゆったりとした部屋を提供する。海外からの長期出張者をはじめ、国内出張者を含む数日〜2週間程度の滞在ニーズも開拓していく。
 なお、同プロジェクトは、両社が出資するシタディーン新宿特定目的会社が開発主体になり、同目的会社から三菱地所が開発業務を受託して進めていく。開業は平成21年初頭の予定だ。




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