週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.07.02 15:37

■CRE、ビルバンク・ジャパン株式譲渡
 コマーシャル・アールイー(東京都中央区)は、大阪を拠点とするオフィス仲介会社ビルバンク(大阪市中央区)と共同で設立していた連結子会社ビルバンク・ジャパンの全株式をビルバンクに譲渡する。また、首都圏エリアでの賃貸仲介事業を効率的に展開していくため、同時にビルバンクと業務提携を行った。

■ダイナシティDBZと業務・資本提携
 ダイナシティ(東京都港区)は、は世界で12ヵ国、15拠点を持ち、グローバルに投資事業を展開するD.B.ZWIRN&Co(DBZ)と業務提携および資本提携の締結に向け協議を開始した。DBZとの提携により、不動産担保融資や証券化などによるDBZのノウハウを活用したファイナンス面での強化を図る。

■大和システム、京阪神不動産御堂筋ビルに本社移転
 不動産・建築・温浴事業などを手掛ける大和システムは、大阪市西区阿波座1丁目の大和ビルから、大阪市中央区道修町3-6-1京阪神不動産御堂筋ビルに本社を移転する。移転の理由は業務の効率化および利便性を高めるため。

■サムティ、ヘラクレスに上場不動産
 流動化、分譲、賃貸、ホテル事業などを手掛けるサムティ(大阪市淀川区)は、7月31日にヘラクレス市場に上場する。事務幹事証券は三菱UFJ証券。なお、同社の平成18年11月期の売上高は約169億3375万6000円。経常利益は約38億2745万円だ。

■ディア・ライフ、東証マザーズに上場
 不動産開発およびAM、マンション販売代理などを手掛けるディア・ライフ(東京都千代田区)は、8月2日、東証マザーズに上場する。事務幹事証券は日興コーディアル証券。開発では小型レジデンスを主に手掛け、平成18年9月期の売上高は約20億6662万円。経常利益は約3億3595万円だ。

■ダイヨシトラスト、福証Qバードに上場
 貸ビル事業を中心とする賃貸事業およびパーキング、不動産販売などを手掛けるダイヨシトラスト(福岡市博多区)は、7月25日、福証Qバードに上場する。事務幹事証券は東洋証券。平成18年8月期の売上高は約25億9651万円で、経常利益は約2億6257万円だ。

■トーシン、トーシンパートナーズに社名変更
 投資用マンション開発などを手掛けるトーシン(東京都武蔵野市)は、7月3日付けで社名を「トーシンパートナーズ」に変更する。新社名は、顧客および取引先、従業員などがパートナーとなり共に発展していく、企業理念である「共存共栄」の願いを込めてパートナーズと命名し、より一層の体制強化を目指す。なお、関連会社のトーシンコミュニティー、トーシン一級建築士事務所は商号変更しない。




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