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国土交通省　フジテック製５６０台に問題　エレベーターなど強度不足を発表

2007.07.16 14:16

　国土交通省はフジテック（滋賀県彦根市）が平成１４年９月〜今年６月までに製造したエレベーター及びエスカレーターのかご枠などに、本来使用を予定していた鋼材（ＳＳ４００材）よりも強度の低い鋼材（ＳＰＨＣ材）が使用されていることが判明したと発表した。最大約３分の１の強度不足が見込まれる。
　強度の低い鋼材が使用されていることが判明したのは、エレベーター１万２７２７台、エスカレーター６３４台で、フジテックが確認申請図書などをもとに、建築基準法に基づき強度計算を再度行ったところ、部材の強度不足が見込まれるものがエレベーターで５６０台あるとの報告があったという。なお、エスカレーターについては強度不足のものは無いという事である。